先日の朝、出張先の駅にあるスターバックスで朝食をとった。
そこで出会った一人の女性スタッフが、私に深い印象を与えてくれた。
注文の際、彼女はとても自然に、そして最高の笑顔で対応してくれた。それだけでも十分に心地よかったのだが、支払いのときに差し出したスターバックスカードを見て、こう声をかけてくれた。
「犬がお好きですか?」
カードの柄に気づいたのだろう。
「好きです」と答えると、自然とこちらも笑顔になっていた。ほんの一言のやりとりだったが、その一言には、私をちゃんと見ているという温かさがあった。
その後、ふと彼女の接客が気になり、レジの近く、彼女の様子が見える席に座ってみた。しばらく観察していると、すぐに気づいた。彼女は、ほとんどすべてのお客様に、何かしらの言葉をかけている。
時には常連と思われるお客様と軽く言葉を交わし、そのやりとりの中から、ふと笑い声が聞こえてくることもあった。
特別なことをしているわけではない。けれど、「相手に少しだけ関心を向ける」という、その一つの行動によって、きっとあの店を訪れた人の中には、ほんの少し気持ちが軽くなったり、少しだけ前向きな気分で仕事に向かった人もいたのではないだろうか。
あの日は一日中忙しかったが、彼女の笑顔と私にかけてくれた言葉のおかげで、とても気持ちよく過ごすことができた。
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