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餃子は包むではなく握る PEAK 刻意練習

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   先日、清緑園水餃子の陰のスーパーアドバイザーと呼んでいる鳥谷真佐子先生(慶應義塾大学特任教授)と再会し、「水餃子を包めるようになりました」と報告しました。手先が不器用で、図工の授業で一度も褒められたことがない私が、水餃子を包めるようになったのです。
 

   昨年の年末、お歳暮の注文が殺到しました。コロナの影響で店舗はそれほど忙しくなかったため、すべての餃子をシェフに包んでもらいました。しかし、コロナ後を考えると、不安になりました。シェフ一人だけでは対応しきれないと思ったからです。そこで自分自身で水餃子を包めるようになることを決心しました。

   清緑園の水餃子は「包む」というより「握る」と表現する方が適切です。一見簡単そうに見えますが、実際にはこれがなかなか難しい。シェフが握った餃子の形がとても気に入っていました。

   冷凍された水餃子がお客様のもとに届く際には、その可愛らしい、笑顔のような形でお客様を癒したいと思っています。そこで水餃子の握り方をマスターすることを目指しました。毎日1kgの餃子を集中して握り続け、その重さと力のバランスを両手に覚えさせました。

   シェフの握り方を録画して、その動画を見ながらイメージトレーニングもしました。この集中訓練のおかげで、一週間でシェフの握った形に近づくことができました。

   社会人になって「為せば成る」と学びましたが、この経験から、根性論だけではなく、何か方法論があるはずだと感じました。そんな疑問を持っていた時、YouTubeで本の解説を聞いて目からウロコでした。

   本の名前は『Peak: Secrets from the New Science of Expertise』(中国語版:刻意練習)です。簡単に言うと、何かを成し遂げたい時、意図的かつ集中的に練習すれば、短期間でマスターできるということです。また、TED(Technology Entertainment Design)でも同様の話を聞きました。

   こちらからご覧いただけます。

◉ 何かをマスターする方法: PEAK by Anders Ericsson | コアメッセージ

https://youtu.be/uoUHlZP094Q?si=c9ozCQM0UEbiDOJo

◉ 最初の20時間 — あらゆることをサクッと学ぶ方法 | ジョシュ・カウフマン | TEDxCSU

https://youtu.be/5MgBikgcWnY?si=IWdy_g9tQ4Rt4yd1

   40歳になっても好奇心が衰えず、やりたいことがたくさんあります。時間を贅沢に使えないので、『PEAK刻意練習』に書かれている概念を意識しながら、多くのことを実現したいと思います。

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