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明日は最後の日、今日を生きる

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 先週の木曜日、学生時代にアルバイトとして勤めていた日本ビジネス翻訳株式会社からの同僚、新川さんが、その可愛らしい娘さんを連れて、清緑園に足を運んでくださいました。その日は、ちょうど娘さんの誕生日、お店の中は、暖かなお祝いのムードで包まれました。

 

 2006年、大学三年の頃、日本の企業文化を身近に感じたくて、アルバイトを始めたのが、この日本ビジネス翻訳株式会社。実は、この会社は日本技術貿易株式会社(NGB)の傘下にあり、知的財産サービスのパイオニアとして知られています。そこでの経験は、私のキャリアに決定的な影響を与えてくれました。

 出勤の初日に新川さんが「ランチに行こう」と誘ってくれたこと、今でも鮮明に覚えています。私たちは、美味しい鰻丼を共に楽しみました。でも、新川さんにはそれが記憶にないそうです(笑)。新川さんは当時、中国語の学習に励んでいて、以来私たちはよく簡単な中国語で会話しました。

 今も活力あふれる76歳の新川さん。中国語や英語の勉強はもちろん、剣道や書道にも情熱を傾けています。実際、最近は地域の書道展で作品を展示し、多くの称賛を受けたと聞きました。

 「なぜそんなに精力的に?」と尋ねた時、新川さんは「毎日を最後の日として生きるから」と言いました。そして、娘さんが加えて、「この話を聞いてから既に8年。でも、父は今もその言葉通りに生きていますよ」と微笑んで話してくれました。

 新川さんの言葉、それは今日を最大限に生きる、完全燃焼することの大切さを再認識させられるものでした。

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