最近、外部とのメールのやり取りが増えました。たまに先方の担当者がメールの最後に「素敵なご縁に感謝します」と結ぶことがあり、その瞬間に担当者への好感度が上がり、一緒に仕事をしようという気持ちになります。
先週、私が会社員時代から付き合っていた中国の商標代理人と再会しました。会社員時代は戦友として一緒に働いていましたが、会社を辞めてからも友人として付き合い、今年で14年になります。彼女に「私は仕事を依頼する立場では無くなったのに、なぜ今も仲良しなのですか?」と聞くと、彼女は「万般皆是縁」と答えてくれました。
「万般皆是縁」ということわざは、中国の古い教えであり、「すべてのことは縁によって起こる」という意味です。人生におけるすべての出来事や人々との出会いは、前世や過去の行いによる縁(因果関係)によって決まっているとされています。
私はこのことわざが大好きで、普段からも縁を大事にしています。そして、縁について、これまで自分の人生経験から私なりに解釈し、普段の生活に取り入れています。
まず、人生の中で起こる出来事や人々との出会いは偶然ではなく、すべてが縁によって繋がっています。
次に、どんな出会いや出来事にも意味があり、すべてに感謝し、受け入れます。
そして、自分の行いが未来の結果をもたらし、善行を積むことで良い縁が生まれます。
この三点をまとめると、実は「万般皆是縁」の一言に集約されます。今日も、すべての出会いや出来事に感謝し、縁を大事にして、ニコニコ顔で生きています。
コメント