エネルギー消費量は、睡眠中が最も少なく、朝食をとることで急激に増えます。これは午前中だけでなく、午後のエネルギー消費も増やしてくれます。
朝食は食べていますか?
朝食を抜いてしまう一番の理由は、食欲がないからということが多くの調査で分かっています。実は、食べるためには食事に先立って胃液や消化酵素の分泌、胃の蠕動運動が必要です。食欲が湧かない人は、この準備が整っていないのかもしれません。まずは、決まった時間にコップ一杯の水や温かいミルクを飲むことから始めてみませんか。
朝食で特に摂りたい栄養素は「たんぱく質と糖質」です。たんぱく質には体温を上げる働きがあるとともに、インスリン様成長因子IGF-1を増やす作用があります。次に糖質は、エネルギー源となり、アクティブに体を動かすだけでなく、脳のエネルギー源としての役割も果たします。
朝ご飯は、「糖質とたんぱく質」を必須アイテムと捉え、自身の健康づくりに役立ててみませんか。
決まった時間に朝食を食べ、元気に過ごすことができる身体を作りましょう。