栄養顧問のためになる話

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熱中症対策は「朝食」から始まる

 「こまめに水分補給をしましょう。」

   暑い季節になると毎日のように耳にする言葉ですが、水分補給は水やお茶を飲むだけでは十分とはいえません。実は、夏を元気に乗り切るためには「朝食」がとても大切な役割を果たしています。

   私たちの体は、寝ている間にも汗や呼吸によって約500mLもの水分を失っています。そのため、朝起きたときは軽い脱水状態です。コップ1杯の水を飲むことはもちろん大切ですが、それに加えて朝食を食べることで、食べ物に含まれる水分も体内に取り込むことができます。

    例えば、ご飯には約60%、野菜や果物には80~90%もの水分が含まれています。みそ汁やスープを一品添えれば、さらに効率よく水分補給ができます。また、食事からは水分だけでなく、汗とともに失われるナトリウムやカリウムなどのミネラル、体を動かすエネルギー源となる炭水化物、体力を維持するたんぱく質も補給できます。

   つまり、朝食は「水分補給」と「栄養補給」を同時に行える、夏の最強の熱中症対策なのです。

   朝食を抜くと、水分不足だけでなくエネルギー不足にもなり、午前中から疲れやすくなったり、集中力が低下したり、体温調節もうまくできなくなります。暑さに負けない体をつくるためには、一日のスタートでしっかり体を目覚めさせることが重要です。

    忙しい朝でも、ご飯にみそ汁、納豆や卵、トマトやきゅうりなどの野菜を添えるだけで十分です。食欲がない日は、具だくさんのスープやヨーグルト、果物など、食べやすいものから始めてみましょう。

   巣鴨餃子も夏の昼食、夕食の一品として水餃子をおすすめします。餃子の皮からは炭水化物、具材の豚肉や野菜からはたんぱく質やビタミン、ミネラルを補給できます。さらに、スープ餃子にすれば、水分も一緒においしく摂ることができます。

   今年の夏は、「のどが渇いたから水を飲む」だけではなく、「バランスのとれた食事から体に水分と栄養を届ける」という新しい習慣を始めてみませんか。毎日の朝食が、厳しい酷暑を元気に乗り切るための大きな力になってくれるはずです。

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