今日はご縁がつながった素敵な店長さんをご紹介します
先日、私は偶然Yahoo!ニュースの記事で新潟県にある「マスヤ味方店」の栗林礼奈店長のことを知った。彼女が経済産業省主催の「第5回アトツギ甲子園」で関東大会最優秀賞を受賞し、新潟県から初めて全国大会に出場したという記事だった。
栗林店長は東京で営業職をしていたが、地元・新潟に戻り家業を継ぐことを決意した。就任後は「お客様がまた来たいと思う店づくり」を徹底した。全国を自ら歩き回って見つけた本当に美味しい食品を仕入れ、SNSや口コミで話題の商品を導入。店内は、まるで「全国おいしいもの物産展」のように進化した。さらに、生産者や食材への思いを手書きPOPや自作チラシで丁寧に伝え、買い物そのものを「体験」へと変えていった。そして、赤字続きだったお店を、就任からわずか数年で3倍の売上へと成長させた人物だ。
SNS活用も見事であった。インスタグラムで紹介したモツ鍋は、わずか数時間で完売。地域スーパーという枠を超えた発信力が、多くのファンを惹きつけた。また、規格外野菜を仕入れて安価で提供するなど「生産者・消費者・お店」の三方良しを実現。地元のブランド里芋を料亭へ売り込むなど、新たな販路開拓にも挑戦し続けている。
その姿勢に心を動かされた私は、思い切ってインスタグラムのDMから連絡をしてみた。清緑園の水餃子を紹介し、「ぜひマスヤ味方店のお客様にも届けたい」と伝えたところ、すぐに快い返事をいただき、今ではマスヤ味方店で販売していただけることになった。
DM一通から始まったご縁だが、その背景には栗林店長の「地域の人々に本当に良いものを届けたい」という強い想いがある。売上3倍という実績ももちろん素晴らしいが、それ以上に、誠実さと挑戦心が多くの人を動かしているのだと感じる。
清緑園の餃子も、そんな想いのこもった売り場に並べてもらえることを心から誇りに思う。栗林店長の姿勢から学んだことを胸に、これからも地域の人々に愛される商品づくり、店づくりを目指し、心を込めて餃子を届けていきたい。
栗林店長についてのニュース映像
https://youtu.be/QEIB-u2eJuE?si=0gGSMxnkgLUGsPAe
コメント