先日、日経ビジネススクール主催の「システム×デザイン思考」講座に参加してきました。この講座は、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科が監修した体験型授業です。デザイン思考という言葉は3年前に知りましたが、今回ようやく実際に学ぶことができました。
講義の始めに「VUCA時代」というキーワードが紹介され、その言葉がとても印象に残りました。調べてみると、VUCAとは、変動性(Volatility)、不確実性(Uncertainty)、複雑性(Complexity)、曖昧性(Ambiguity)の頭文字を取った言葉で、未来の予測が難しい現代社会の状況を指しています。
特に印象的だったのは、変化が激しく、ルールも常に変わるこのVUCA時代に、ただ今まで通りのやり方を続けるだけでは、かえってマイナスやリスクが増えるという説明でした。この時代に生き残るためには、新しい価値を提供することが重要であり、そのためには「良い問いを立てる」ことが必要だと学びました。
新しい価値の提供とは、つまりイノベーションを起こすことです。ここでのイノベーションは、「創新普及」という言葉に置き換えられます。大きな発明や変革を起こす必要はなく、既存のものやアイデアをうまく組み合わせて新しい価値を提供することも立派なイノベーションです。
ワークショップでは、システム思考とデザイン思考を使って最適な答えを見つける方法を体験しました。これを完全に理解するには時間がかかるかもしれませんが、今回の学びは、今後の冷凍水餃子事業の発展に大いに役立つヒントを与えてくれました。
特に、「創新普及」という考えをもとに、小さな水餃子を通じて皆さんに価値を提供し続けたいと思っています。お客様のニーズに応えるために、既存のアイデアや技術をうまく組み合わせて、新しい価値を創造することを目指しています。
これからは、システム思考とデザイン思考を組み合わせて、冷凍水餃子事業をより効果的に進めていきたいと考えています。システム思考を使って事業全体の流れを理解し、効率化を図る一方で、デザイン思考を使ってお客様の視点から創造的な解決策を見つけることを目指します。
このVUCA時代を生き抜くためには、柔軟な対応と継続的な価値提供が大切です。これからも、冷凍水餃子を通じて皆さんに愛される商品を提供し続けることを目指していきます。
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