今日は2024年3月31日です。明日から清緑園は10年目を迎え、100年企業まであと91年となります。
清緑園が迎える10年目の節目は、ただの数字以上の意味を持っています。過ぎ去った9年間には、数え切れないほどの出会いと別れ、小さな奇跡と日常の風景が交錯してきました。
たとえば、先週店に来た親子は、開店当時子供がまだ2歳でしたが、今はもう6年生になりました。
また先日偶然、開店当時から通っている常連のお客様と会いましたが、彼はこの9年間、メニューを一度も変えず、その日もホイコーロー定食を食べていました。
さらに5人の子を持つ夫婦が、最近は夫婦二人で店に来るようになりました。話していると、一番上の子が成長して、兄弟の面倒を見られるようになったことが分かりました。
先日、シェフが「一緒に仕事を始めた時はまだ40代でしたが、今はもう50代後半。時間が経つのは早いものです」と語っていることも思い出しました。
9年間、多くのものが静かに変わっていきました。
10年目を迎える今年は、多くの変化、あるいは試練が私たちを待っていると感じています。自分の力ではどうにもならないこともあるでしょうが、変化を恐れずに立ち向かっていきたいと思います。
10年目の清緑園は、これまで蓄積された数々のドラマを胸に、新たな場面を迎えようとしています。私たちの前に広がる未来は、どんな場面を用意して待ち構えているでしょうか。9年間の積み重ねがあれば、どんな変化も、どんな試練も乗り越えられると確信しています。
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