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高島屋デビュー、そして次なるステップ

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   嬉しいお知らせがあります。この度、清緑園の水餃子が高島屋オンラインストアでの販売を開始いたしました。

 

   日本一流の百貨店である高島屋のオンラインショップに出品できたことは、私たちにとって大変光栄なことであり、今後も商品やサービスをさらに磨き上げ、皆様にご満足いただけるよう努力してまいります。

 【高島屋オンラインショップ-清緑園トップ】

     https://www.takashimaya.co.jp/shopping/food/037194/

   
 今年の初めに立てた目標の一つに、清緑園・水餃子のブランド価値を高めることでした。一歩ずつ地道に歩きながら着実にステップを進めたいと考えています。次に実現したいことは、老人ホームにいるおばあちゃんやおじいちゃんに清緑園の水餃子を食べていただき、笑顔になってもらうことです。

   
 なぜこのような思いに至ったのか、そのきっかけは社会人一年生になった時の体験からでした。私は2010年4月1日にユニ・チャーム株式会社に入社し、四国で新人研修を受けました。研修の一環として老人ホームに二日間滞在し、施設の生活や入居しているお年寄りの世話を体験しました。

   

 二日目の午後、おばあちゃんたちを連れて近くの公園を散策していたとき、公園で遊んでいた幼稚園の園児たちと出会いました。幼稚園の先生の提案で、桜の木の下で休んでいたおばあちゃんたちに向かって、園児たちが歌を唄ってくれました。桜の花びらが舞い散る春の日、園児たちは一列に並んで手をつなぎ、真剣な表情で唄ってくれました。おばあちゃんたちは車椅子に座り、園児の歌声に合わせて軽く拍手をとりながら笑顔がこぼれていました。私はその様子を見ているうち、自然に涙があふれてきました。隣にいた人事マネージャーも、ハンカチで目頭を押さえていました。

   

 研修が終わり、全員が集まって感想を求められた時、私はふいに自分のおばあちゃんのことを思い出し、万感胸に迫り言葉を発することができませんでした。

   

 あれから14年が経ちます。あの感動的なシーンとおばあちゃんたちの笑顔は今でも鮮明に思い出します。いま私は、自分の水餃子という商品を持つことができました。この水餃子を通して、優しい気持ちや笑顔を多くの人々に届け、あの日桜の木の下で見たような笑顔を見るように尽力してまいります。

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