4月に入り茨木県南部、長野県北部、三陸沖、十勝地方南部を震源とする震度5以上の地震が続いており被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
まさにいつ起こるかわからない災害と共存している状況がこの日本で続いています。
今年のゴールデンウィークは、災害を自分事として捉え災害時の食について向き合ってみませんか。
防災食とは「特別な非日常の食事」ではなく「日常の延長にある食事」として捉える考え方が生まれました。これまで提唱されていた「ローリングストック」を更に進化させた「フェイズフリー」という考え方です。
ローリングストックとは備蓄の方法です。この目的は災害時でも食べ物を切らさない事です。ローリングストック実践のポイントは使ったら買い足すこと。欠点は、備蓄していたことを忘れ賞味期限切れになるということでした。これを補うべく生まれたフェイズフリーという手法は、備えない防災ともいわれ日常と災害時の区別をなくす考え方であり設計思想になります。違う言い方をすれば特別な非常時を作らない暮らしであるともいえます。
このように進化し続けている防災食。例えばレトルト食品や缶詰めなど普段の食卓に取り入れ「使いながら備える」習慣を持つ事でいざという時に戸惑うことなく食事をすることができます。特別な準備をしなくても日常の買い物で備蓄ができるため、負担が少なく継続しやすいのが特長です。
更にポリ袋調理を日頃から実践しておくことで限られた環境でも温かく栄養バランスのとれた食事が可能になります。
防災食を日常にとりいれるフェイズフリーとは、備えと暮らしを切り離さないという新しい防災です。
そんなわけで今回ご紹介するのは、ポリ袋で作る南瓜の煮つけです。南瓜は長期間常温保存ができる自然素材です。南瓜も防災食?と驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私は、フェイズフリー実践の一つとして忙しい朝のお弁当作りにポイ袋で作る南瓜の煮物を役立てています。
~ポリ袋で作る南瓜の煮つけ~
準備するもの 鍋、ポリ袋、カセットコンロ
材料 南瓜 ふたかけ
水 大さじ1、砂糖、小さじ1
醤油、小さじ1
作り方 ①材料のすべてをポリ袋に入れ空気を抜きながら口を縛る。
②鍋に水1/3程度入れ火にかけ
約20分加熱する。
たったこれだけで美味しい南瓜の煮つけの完成です。
知っていると出来るでは大違い。防災食経験値を増やしていくことが最大の防災対策になります。