先週から急に暑くなってきた。
今年の夏こそ、シェフとお客様に快適に過ごしてもらうべく、厨房の通風設備の改善や客席へのエアコン増設など、さまざまな対策を実施している。
しかしながら、中華鍋を振り出すとどんな対策も無駄。
先週の日曜日は、厨房の温度探知機が作動し、満席の店内での接客、鳴り止まぬ警報ベルの解除、警備会社スタッフへの説明などが一気に押し寄せ、仕事のリズムが崩された。
コーラを一気に飲み干したくなるような瞬間であった(笑)。
その暑さのせいで、自然と食欲も失われていた。
そのとき、シェフに「何か食べないと体力が持たないよ」と言われ、出してくれたのが酸辣湯水餃であった。甘酸っぱく、少し辛味があり、パクチーと絶妙に絡み合って、気持ちを落ち着かせてくれた一品である。
ぜひ皆様も試してみてください。
<作り方>
- 刻んだニンニク、入りごま、みじん切りのネギ、唐辛子粉をそれぞれ大さじ1用意する。
- 熱した油をこれらの材料に注ぎ、香りを引き出す。
- 黒酢大さじ3、塩と砂糖を少量加えて味を調整し、パクチーを加える。
- 巣鴨餃子の水餃子6個を茹で、その茹で湯をスープに加え、餃子を入れて完成とする。
今年の夏も暑さが続くと予想される。
料理をしたくないとき、食欲が湧かないとき、ぜひこの一品を試していただきたい。
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