BLOGブログ

BLOG

12

一年間の感謝と振り返り

ブログ

   2024年も残りわずか。今年最後のコラムでは、2024年の振り返りと2025年に向けた目標をまとめたいと思います。日記を書く習慣はありませんが、毎週のコラムのおかげで一年間の出来事を振り返ることができるのは、少し特別な気分です。

 2024年の年初に「清緑園水餃子の知名度を高めることと商品力を強化すること」という目標を立てました。数値化された目標ではありませんが、「ここだ」という感に従い、自らから相手にアピールしたり、恵まれてくるチャンスを掴んだ結果、少しずつ形になったと感じています。
 
 知名度がどれだけ上がったのか、注文者の地域や注文数で実感できます。北は北海道、南は沖縄まで、関東を中心に日本全国43の都道府県からお客様にご注文いただいております。その中、総じて63回もご注文いただいたお客様もいますし、冷凍庫に常に清緑園の水餃子がある状態をキップするためになくなる都度ご注文いただいているお客様もいます。そして、家族や友人にギフトとして清緑園の水餃子を愛用するお客様も多くいらっしゃい、中には「家族や友人から、今まで食べた餃子の中で一番美味しいととても喜んでおりました。」とのメッセージを送ってくださり、本当に幸せです。
 
 販路拡大の過程において、取引先やお客様から商品に対して私たちに高い水準で求められました。それを答えるために、原材料から商品表示まで、これまで以上に神経を使いました。ホームページにあるビタミンAの含有量単位のミスを教えてくれたり、カロリー表示のミスを指摘してくれたり、販売元の責任を痛感しながら、顧問栄養士先生や食品分析センターにアドバイスを仰ぎながら、改善してきました。そして、今年の9月に高島屋オンラインストアに出品できたことで、清緑園の水餃子をどこに出しても大丈夫だという自信を持ちました。

 ただ、全て手作りのため、生産量を維持するのが大変苦労しました。お客様が包装袋から水餃子を取り出す時に、冷凍状態の水餃子を可愛く見せるために、包み方にこだわっています。一見簡単そうに見えますが、包むのはなかなか難しいので、身に付くまで時間がかかります。この原因もあり、水餃子を包めるスタッフが限られます。ちょうどこの12月の繁忙期で、毎日1000個を包んで当日にすぐ出荷する状況が続きましたので、私も参戦しました。この1ヶ月間毎日朝6時半から餡を作り、自分で包みながらスタッフの出勤を待ち、スタッフが一丸となって当日出荷できるように包んできました。おかげで、皆が出勤するまでの間、私は好きな音楽や本を聴いたりしていますので、作業に集中し、最高の時間を過ごしています(笑)

 そして、この一年間特に嬉しかったのは、豊島区のふるさと納税返礼品として選ばれたことや、マタニティフードとして認定されたことです。「妊娠中の妻にも安心して食べさせられる」「贈り物としても好評だった」「一生の付き合いだ」といったお客様の声をいただき、水餃子を通じて地域貢献もでき、そして「誰かの生活の一部になれる」という実感が得られた瞬間は忘れられません。

   2025年の目標は、「初心を忘れず、より多くの方に水餃子の魅力を伝える」ことです。清緑園の水餃子には、「自分へのご褒美」や「家族や友人と安心して楽しめる」というやさしさが詰まっています。このやさしさを届けるため、商品力と生産力をさらに磨き、販路を広げていきたいと思います。「水餃子が日本の家庭料理の定番」と言われる未来を目指して一歩一歩進んでいきたいです。

   最後に、2024年も温かいご支援をいただき、本当にありがとうございました。皆様の応援が私たちの力になっています。2025年もどうぞよろしくお願いいたします。皆様にとって、来年が笑顔あふれる素晴らしい一年となりますように。

RELATED

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP