栄養顧問のためになる話

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夏の食生活を振り返ろう

  「腸活」の基本として、腸内環境を整えるためには、さまざまな食材をバランスよく摂取することが必須です。「少食」や「偏食」は避けましょう。食欲がわかないからといって、麺類だけで食事を済ませていませんでしたか?

    腸内細菌のリレーには、食物繊維が必要不可欠です。食物繊維がなければリレーは始まりませんし、リレーを行う菌がいなければバトンはつながりません。また、腸内細菌を活性化し、免疫機能を維持するためには、ビタミンやミネラルも重要です。暑い時期でも、できるだけ栄養バランスを意識して食事を摂るよう心がけましょう。

 

 

腸活で残暑を乗り切る3つのポイント

1.腸に良い菌を摂る
プロバイオティクス
ヨーグルトや納豆など、有用菌を含む発酵食品を継続的に摂取しましょう。

2.腸内に良い菌を増やす
プレバイオティクス
有用菌のエサとなる食物繊維を摂取しましょう。海藻類や果物に多く含まれる「水溶性食物繊維」、玉ねぎやごぼう、豆類に含まれる「難消化性オリゴ糖」もしっかり取りましょう。

3.菌たちに「良い働き」をさせる
ポストバイオティクス
ポストバイオティクスの生産を促す食材の組み合わせを工夫したり、菌のリレーで重要なビタミンB1を意識して摂取しましょう。常に「多くの食品を摂る」ことを心がけてください。ビタミンB1を多く含む食品には、豚肉、赤身の肉、大豆、ナッツ、ほうれん草などがあります。

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