栄養顧問のためになる話

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ビタミンやミネラルってどのくらい必要なの?

    ビタミンやミネラルの栄養価算定表の単位にmgという記載がされている事にお気づきですか?このことをこれまでなんとなく見てきた方も多いのではないでしょうか。

    今回はビタミンやミネラルがなぜ微量栄養素と言われているかという根拠とビタミンミネラル不足解消法をお話しします。

 

    まずビタミンミネラルがなぜ微量栄養素と言われているかについてビタミンB1を例にとり説明しましょう。

   女性が1日で必要とされているビタミンB1は、1.1mg。生米が一粒0.02gなので1.1mgとは生米の1/20ということになります。 そもそも1mgとは、1gの1000分の1、すなわち0.001g。

   従っておおまかにビタミンB1が1gあれば約2.5年分のビタミンB1がそこにあるということになります。mgって本当に驚くべき微量ですよね。

   またビタミンとミネラルは同じようなものと思われがちですが、ビタミンは生物がつくり出した有機物であるのに対し、ミネラルは無機物という違いを知るのも楽しくなりませんか。

   二つ目は、ビタミン、ミネラルが不足した場合の解消法です。

 病院に行くほどではないけれどなんとなく身体がだるい時は、貴方の身体の中でビタミンとミネラルが不足しているかもしれません。

   ビタミン、ミネラルが豊富な食品としてお勧めなのは、新鮮な野菜や果物、豆類、青魚、肉の赤身、乳製品、卵などが効率の良い供給源になります。これらの食品を組み合わせて微量栄養素であるビタミンとミネラルを上手に取り入れましょう。

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