3月になり過ごしやすくなったものの風邪やインフルエンザがいまだ流行しています。体調が良くない時に「栄養ドリンクをのもうかな」と思われる方が多くいらっしゃるようです。従って今回は栄養ドリンクの摂り方についてお話したいと思います。
結論から言えば栄養ドリンクを飲んでいい場合もありますが万能ではありません。
市販の栄養ドリンク(医薬品・医薬部外品)は主にビタミンB群・タウリン・カフェイン・糖分などが含まれており疲労感の軽減や一時的な覚醒作用の期待はできますが病気そのものを治すものではありません。
病気療養の際、特に注意しておかなければならない点を5つ紹介します。
一つ目は栄養ドリンク剤に含まれているカフェインについてです。カフェインに覚醒作用があることは皆さんご承知の通り。
しかし発熱し休養が大切なときにカフェインで覚醒させてはいけませんよね。
病気になり休養を余儀なくされた際にはカフェインレスのドリンク剤を選ぶことが大切です。
2点目は、栄養ドリンクの摂取量についてです。1日1本が目安量です。
購入時は栄養ドリンクのラベルを読むようにしてください。
3点目は、食欲がないから栄養ドリンク剤だけ飲むことはNGです。その理由は栄養ドリンク剤に含まれているビタミンやミネラルは、その単体で力を発揮しないからです。ビタミンやミネラルは、3大栄養素(たんぱく質・糖質・脂肪)の働きをサポートするものですので3大栄養素の摂取が出来ない状態で栄養ドリンクを飲んでもその効果はあまり期待できません。食欲がない時に栄養ドリンク剤を飲むとしたならばおかゆ、スープ、ゼリーなど消化の良い食品を基本に摂取した後栄養ドリンクを飲むということを基本としてください。
4点目は、糖分のとりすぎに注意です。
1本の栄養ドリンクに角砂糖5~7個相当の糖分が含まれているものもあります。血糖値が気になる方は特に要注意です。
5点目は、動悸・高血圧・不眠・妊娠中・授乳中の方は栄養ドリンク剤の摂取は控えなければなりません。
辛い時ほど「水分・休養・栄養」が回復の近道です。
最後になりましたが休む勇気も栄養の一つであることをお伝えいたします。