今日の献立は何にしようかと日々考えていらっしゃることと思います。今回は、毎日の食卓を栄養バランスのとれたものにするコツをお話ししましょう。
朝・昼・夕食で多少の違いはありますが、献立の構成は、主食・主菜・副菜の3つが柱になります。献立を決めるときは、先ず主菜をきめることから始めるとスムーズです。貴方が食べたいもの家族が食べたいものを決めていきましょう。
次に副菜です。副菜は、1品でよいこともありますが、汁を含めて2~3品になることもあります。副菜というと主菜に対する従のおかずと考えてしまいがちですが、献立の良し悪しと栄養バランスは、副菜にかかっていると言っても過言ではありません。副菜は、主菜にない食品を補い栄養バランスをよくしてくれます。また口当たりの変化や味わいのバランスもよくして献立全体を調和のとれた魅力あるものになります。
一口に調和といっても食品の相性、味の調和、時間や手間のかかり具合、熱源の数、家族の食事の形態など様々な条件もありますので貴方のライフスタイルに合わせて考えてくださいね。
生涯を健康に過ごすために副菜づくりに着目しビタミン、ミネラル、酵素をしっかり摂取していきましょう。
今回は、福岡県宇美町の学校給食で作っている人気メニュー「レンコンのムニエル」を紹介します。子どもたちから「から揚げよりおいしい」と評判のメニューです。また買ってきたレンコンを全て一度で使い切ることも魅力です。
~レンコンのムニエル~
(材料)
レンコン買ってきただけ(2節位)
塩少々、薄力粉大さじ2程度、サラダ油適量にんにくチューブ 1㎝ 醤油適量
(作り方)
① レンコンをよく洗い皮をつけたまま乱切りにする。
② 塩ひとつまみレンコンにまぶしレンチンする。(100g×2分が基本)
③ ②をレンジから取り出し少し冷ましてから薄力粉をまぶす。(冷やす事とで水分を飛ばし小麦粉を薄くつけることが出来ます。)
④ フライパンに多めの油とにんにくのチューブ約1㎝程度をいれ弱火~中火にかけて香りを出す。香がしてきたら③のレンコンをムニエルする。(コツは、レンコンをかき混ぜない事。)
⑤ 両面焼きレンコンがきつね色になったら味見をする。(塩が効きすぎていたらここで止めるのも有り。)最後に醤油を加え出来上がり。
翌日、またレンチンして食べるのも凄く美味しいんですよ。ぜひやってみてください。