先週、当社の顧問である管理栄養士の江副貴子先生と一緒に、有田焼で有名な佐賀県有田町を訪問しました。二度目の九州であり、前回の出張では「長生き餃子」が生まれました。今回の出張は何が生まれるか、期待に胸を膨らませていました。
江副先生と筆者
今回の訪問の目的は、ある方に会うためでした。夏のある日、江副先生が清緑園の水餃子と長生き餃子をその方に贈ったところ、感謝の気持ちとして美しい字で書かれた葉書が届きました。それを拝見した私は、感性やこだわりがその一筆から匂うように立ち上ってくることに魅了されました。
この方は、佐賀県有田町にある「日本料理・保名(やすな)」という料亭の女将さんです。彼女は古美術や旅館の経営も手がけています。お会いした瞬間、文字から感じたこだわりや情熱が、彼女自身からも放たれていることを感知しました。
料亭では、彼女の選んだ磁器や陶器が使用され、展示されていました。すべてが厳選された逸品であり、器にかけたこだわりと情熱に圧倒されてしまいました。美しいものに囲まれることで、自分の感性も研ぎ澄まされ、新たな発見や学びが生まれることを感じました。
隣接する土地には、女将さんが経営する3棟の旅館が建っています。こちらも彼女のこだわりが随所に表れており、見るもの全てから彼女の感性や美意識を学べる場所となっています。そして温泉まで掘り出した諦めない話を聞き、やはりこだわりの力が強いと思いました。
その「こだわり」と「感性」を磨くことの大切さを実感し、同時にそれを形にし、他者と共有することで、価値はさらに増していくことを学びました。自分が日夜取り組んでいるささやかな飲食店経営と冷凍水餃子の販売でも、こだわりと情熱を持つことを学びました。
女将 西山智子さん
女将さんが経営している「日本料理・保名」と「旅館・瑞」のリンクを共有します。もし有田町に行く機会がありましたら、ぜひ立ち寄ってください。
・日本料理 保名
http://yasuna.net/yasuna/
・宿坊 心月
https://shukubo-shingetsu.jp/
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